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不一致離婚のすべてを語るブログ。

性の不一致・価値観の不一致・性格の不一致により離婚しました。

3.同棲時から存在した離婚の原因ー3

家事を任せっきりにされながらも、
わたしも友人や職場の人たちを夜でかけることはあった。

 

「今日はともだちと遊んでくるね。帰りは遅くなるからごはんは自分で食べてもらってもいい?」

 

「別にいいけど…」

 

(え?!不服そうなのはなぜ?!)

 

彼の機嫌次第で返答は何パターンもあったけど、
快く送り出してもらったことは数えるほどだと思う。
そして送り出すときに何も言われなかったとしても
帰宅後決まって文句を言われた。

 

「飯がなかったから外で食べたわ」(不機嫌)

「なんでこんな帰りが遅いの」(不機嫌)

 

せっかく良い気分で友達と過ごしてきたのに
家に帰って台無しにされたくない。

 

そんな思いを持つようになったわたしが取った行動は
素直に相手に伝えることではなく、
”なにも文句を言わせない状態をつくって遊びに行くこと”でした。

 

夜飲み会に行く時には、彼の分の夕飯を用意し、
帰りが遅いと言われたくないから帰る時間をあらかじめ伝え、
ぴったりの時間に帰宅して、文句を言わせないようにしようとした。

 

いま冷静に考えると、それは最適解とは言い難いけど、
当時のわたしは必死にそれをこなそうとしていた。

 

そうして弱みを握らせない、相手より優位に立とうとする、
そんなマインドが出来上がった。

 

逆に彼は少しでも連絡がなかったり、時間が遅くなると怒るようになった。

許せなかったのは、彼はわたし以上に夜飲み会に参加し、
そのまま仕事に行き、帰ってこない日もあったこと。

なんでわたしだけ、いちいち言われなくちゃいけないの?

そう思う日も多々あった。ぶつけた日もあった。

 

「お前は女で俺は男だから。」

「女は夜遅い時間に出歩いたら危ないけど、男は平気だから」

 

心配で言ってくれているなら嬉しいけど、
心配の気持ち100%ではなく、束縛の言い訳にしている気がして
納得ができなかった。

 

それでも話し合ってお互いの妥協点で折り合いをつけようとしても、
彼は意見を変えることも、わたしに寄り添ってくれることもなく、
冷静に話し合うことができず、
結局なにも文句を言われないように振る舞う、ことしかできませんでした。